二日目:記憶の欠落について
私は記憶力が悪い。
言ったことや見たことをすぐに忘れてしまうというよりは、最初から記憶する気がないような感じ…うーん、なんていうかあらゆる物事に対して「無意識」が多すぎるような気がする。
気が付いたらスマホに手を伸ばしている、コンビニに寄っている、コーヒーを入れている、朝目が覚めても起きないで二度寝する…最後のはあるあるかもだけど、スマホなんかは多くの人がそうなんじゃないかなって思う。
いったい何のためにスマホの画面を開くのか。
特に意識もしないまま画面をつけることの多さたるや、辟易するほどだ。
この無自覚な行動を一日に何度も繰り返していると思うと、相当な時間を無駄な行為に費やしているとやるせなく感じる。
意志薄弱な人間がコレという意思を持つにはどうすればいいのだろうか?
そんなときは。
宗教だ。
宗教とは心の支えになるもの。
ともすれば、熱中するものをみつけるということにもつながる。
今のぼくにとってそれは、ラブライブ!サンシャイン!!である。
グッズをかうため。
特典目当てに映画を見に行くため。
ライブにいくため。
聖地巡りをするため。
そう思えば、陰キャの僕でもバイトを頑張れる。
そう。自覚さえすれば。
僕の宗教なら。
追いかければその道が「輝く」はずだ。